投稿日:2013.08.28
今回は水質検査(井戸水・温泉水)について
一般的に深さ30mまでは浅井戸、30mを超えると深井戸
最近では井戸を使用している所が少なくなっており
ポンプでの汲み上げ式が多いようです。
飲用12項目
一般細菌、大腸菌、有機物、塩化物イオン、
硝酸態窒素及び亜硝酸態
窒素、味、色度、濁度、臭気、鉄及びその化合物、pH値、カルシウム、マグネシウム等
水質試験結果報告書では水道法水質基準適否を目的としており、
基準値による測定値の判断がなされます。pH値(水の液性)は、アルカリ性、
中性、酸性を数値を持って示すもので、温度によって多少変わるが、
中性であればpH値は7、アルカリ性は7より大きく、酸性であれば7より
小さい値になります。
井戸は、水質検査、水量測定、水位計測の3項目を行います。
●水質検査 水質検査は、大腸菌、一般細菌、pH値など水質基準12項目を検査します。
官公庁などの場合は、水質検査項目が50項目
●水量測定 通常は蛇口を全開にし、10ℓ容器が満水になるまでの時間を測定します。
または、井戸水を汲み上げた場合の復水に掛かる時間を測定します。
汲み上げ式ポンプの機種や性能および設置年でも多少の測定誤差は出ますが、
1つの目安に出来ます。
●水位測定 水位測定は、井戸の深さや貯水量が測定できます。水位計を用い先端に
センサーを備えた目盛帯を挿入していきます。季節や雨量の状況で変化は
ありますが、基本的には採水の一週間前までに、降雨がなかった日を選びます。