投稿日:2013.06.10
梅雨ですね。毎日ジメジメして洗濯物も乾きにくいですが
この時期を過ぎれば夏がやってきます。
さて今回は家屋調査の内容についてお話します。
<家屋調査とは>
建築工事、解体工事、道路工事などを対象とする
工事に起因すると思われる損傷、変動等の有無を確認するために
行われる近隣家屋の敷地内の建物や工作物の現況調査のことです。
<調査対象>
その時の状態で目視できる範囲が調査対象です。
損傷の有無にかかわらず写真撮影を行います。
(押入れなどプライバシーの保護が必要な場所については
開けたりしません。)
<対象となる調査項目>
屋内
・内壁の亀裂
・天井の亀裂・雨漏り跡
・内壁と柱、廻縁などの隙間
・柱、床などの傾斜
・タイル張り部分の亀裂・目地の状態
・建具の建付け状況
屋外
・土間の亀裂及び隙間
・外壁モルタルの亀裂・タイルの亀裂及び隙間
・外溝(塀、擁壁、門扉)の状態
・その他現在の家屋の状態
近隣の方の許可や協力が必要となり、手間を取らせることにもなります。
しかし事前の調査資料が無く、施工者と近隣の方との間でトラブルが
発生して両者の紛争に発展する恐れがあります。
相次ぐ「建築工事を起因とするトラブル」を未然に防ぐために、
また近隣の方への配慮として調査の重要性が増してきています。
なお当社では、九州・中国・四国地区まで調査の対応をしております。