投稿日:2014.07.10
家屋調査関しての居住者の方々の質問を前回挙げましたが、
まず最初に調査とはどんな内容なのかを簡単に説明致します。
1 建築工事に関する家屋調査とは・・・
建築工事によって家屋等に被害が及んでないかを
工事前と工事後に調査する事です。
2 調査の方法とは・・・
今現状の状態をカメラで撮影し記録します。
3 調査の時間・・・・
家屋外部のみ 一般的な2階建の戸建→1時間から1時間半
家屋内部と外部 一般的な2階建の戸建→2時間から2時間半
4 調査の手順(基本)
☆家屋外部
1 間取り図の作成
2 基礎・土間部分の撮影
3 外壁の撮影
4 工作物の撮影
5 屋根の撮影
6 家屋の垂直水平の計測・撮影
上記の撮影を行う為、家の外周を2~3周程回ります。
*工作物とはブロック塀・擁壁・板塀等です。
☆家屋内部
1 間取り図の作成
2 全ての部屋の撮影 (洗面所・トイレ・脱衣室・浴室等も含む)
3 家屋の垂直水平の計測・撮影
上記の撮影の他、建具の隙間の計測等を行います。
*タイル貼りの浴室・台所等は撮影は必ず行った方が良いでしょう。
但し 居住者の意向で撮影不可な部屋に関しては、撮影は行いません。
5 撮影終了後 居住者の方に調査を行った確認書を頂きます。
外部のみ調査の場合、立会不要でご不在の際は、調査完了書をポストに投函致します。
以上が家屋調査の大まかな流れになります。
次回はイメージを掴み易いように写真や図等で説明致します。