投稿日:2012.11.15
近隣住民宅への工事工程表を配るのは大変良いことであり、
工事に対する気構えも違うことだと思う。
だが…
なにかの事由で二日前倒しした工事がアダになってしまったというお話。
「事前調査は◯月◯日に実施し、もちろん工事前に行います」と断言した施工者。
調査は予定通り、二日後に実施した。が…
結局、施工完了までの間、事後調査も含め通算4回の調査になってしまった。
いずれの調査も、目視・測定数値にも変化(損傷や変状)はない。
しかし、住居者は「隙間が大きくなった」「こんなに段差は無かった」
「壁の塗粉、タイル目地の剥がれ」など指摘事項がやたらと多い。
二日前に行った、重機移動がもたらした、時より響く振動が原因。
工程表には記載されていなかった日に実施されたのであった。
まして、自前工程表まで作り一部始終を記録していたのである。
いわば事前調査ではない。再三に亘り摺合せを行うが歩み寄りはなく、
我々自身も疑われ始めた。
あくまでも◯月◯日時点と△月△日時点の比較しかできないと突っぱねた。
その結果、施工者側は工程違反により多額の補修費用を出さざるを得なかった。
~くわばら、くわばら