投稿日:2013.04.18
4月に入り あちらこちらで真新しい建築物件を見る事が出来ますね。
入居される方が、快適に過ごせるように建てられた建築物件に必要な検査
がありますね。
まず最初に「化学物質室内濃度測定」そう「シックハウス」の検査です。
そして当社でも最近検査依頼が増えてきた「床衝撃音・界壁遮蔽音性能試験」です。
検査は建屋内の1居室または指定数の居室にて検査を行います。
どちらも精密な検査が必要な為、時間指定など細かい取決めの上検査を
行います。
今回は 「化学物質室内濃度測定」について・・・
厚生労働省は「ホルムアルデヒド・トルエン・キシレン・クロルピリホス等」13物質の
室内濃度測定指針値を設定しています。
ホルムアルデヒドの指針値は、短期間に一般的な人達における鼻やのどに対する明らかな
刺激感覚を防ぐことを指標として設定されました。
トルエン・キシレン・パラジクロロベンゼンの指針値は長期間の曝露によっておこる毒性を指標として設定されました。
また上記4物質以外の9物質の指針値は、その化学物質の示された濃度以下の曝露を
一生涯受けたとしても、健康への有害な影響を受けないであろう濃度として設定しています。
※曝露とは・・・化学物質や物理的刺激などに生体がさらされることを曝露という。