皆様は、シックハウスの調査をどのようにしておこなうかご存知でしょうか。
シックハウスという言葉自体を知っていても、
どのように調査をするかまではご存知ない方もいらっしゃると思います。
そのため、今回のブログでは、先日研修を兼ねて調査に同行したYさん撮影の写真と解説とともに
シックハウス調査の手順とその様子をご紹介したいと思います!
今回調査をおこなったのは、新設された大きな工場の二階の休憩室。
室内に長時間検体を設置して空気を採取するパッシブ法を用いて調査をおこないます。
まずはちゃんとしたデータをとる為、窓を全開にして十分に換気したあと、検体を設置します。
今回は天井にエアコンが設置してあったので、そこに引っ掛けて検体を吊るしました。
室内に設置できるようなところがない場合は、脚立等を使用して吊るします。
検体が入っていた袋に情報を記入。
乾温計で気温、湿度を測ります。下の透明なところには少しだけ水を入れて準備。
準備ができたら日付入りのボードを入れた写真と、検体拡大の写真を撮影。
外に出て立ち入り禁止の張り紙をします。
これで1日室内に検体を吊るしておき、翌日に検体を回収すれば、調査は完了です。
家屋調査などどの作業をおこなうときにでも気をつけなければいけない事ですが、
今回は床から壁まで室内がすべて新品だったため、傷などをつけないよう特にそーっと作業をした、とのことでした。