この日、家屋調査は1件だけでしたので、
少し足を延ばして 大村玖島城跡 へやってきました。
城の敷地内に神社が!
珍しい造りですね~
調べたところ、玖島城はキリシタンにゆかりの深いお城で、
城主である大村喜前は自身もキリシタンでありながら、
領内からの宣教師の追放、キリシタンの弾圧をおこなったとのことでした。
神社は、明治時代に入ってから大村氏たちを祀るために建てられたそうです。
また、敷地内には天然記念物のオオムラザクラなどもあり、
日本さくら名所100選に選定されているとのこと。
この写真、池に浮かんだ桜の花びらだと思い込んでいたのですが、
まさかのコンクリートに散った花びらたちでした。
新緑から透ける空!
よく写真を見ると、木と木のあいだに隙間があるのがわかるでしょうか?
これはクラウン・シャイネス(木々の遠慮)といって、
木々が成長する過程で互いに間隔をあけ合う現象だそうです。
通常の木には見られない現象で、
熱帯雨林に自生するフタバガキ科の巨木によく見られるそう。
しかしなぜ間隔をあけ合って成長するのか、原因は不明とのこと。
日本には自生していない種類の木だということで、
この写真が撮れたのも偶然かもしれませんが、とても神秘的な現象に遭遇しました。