このあいだの続きです。
前回、チョークで描いた印に合わせて、縦と横で地道に探査をやっていくところまで説明しました。
この一回目の探査で、どのあたりに埋設物があるか、だいたいの目星を付けます。
写真が見辛く大変申し訳ないのですが、
探査機の画面に映し出される周波の波形を見ながら、埋設物の位置を探ります。
目星をつけた場所を中心に探査をおこない、
なるべく正確に、地下の埋設物の位置を把握していきます。
今回は水道管の調査だったのですが、さらに詳しい位置を把握するため
このような調査をおこなうことになりました。
止水管からさまざまな音を流し、水道管が通っていれば、水道管を伝って音が流れ、
それを地上で拾うことで、どのあたりまで水道管が通っているのかを確認できるというものです。
今回調査を依頼した地中探査の超ベテラン・N氏は
「探査をしながら脳内で図面を書いていっているので、あとは脳内の図面を実際に起こすだけ」
と仰っていました。
私たちも画面をのぞき込んでみましたが、波形の微妙な違いが一切わからず…
しかし、大変勉強になる研修となりました!