土壌汚染へのさまざまな疑問にお答えする連載、第2弾です。
今回はQ&A形式でお送りしたいと思います!
第1回目の記事はこちらをどうぞ。↓
Q.そもそも、土壌汚染って?
A.土壌汚染は、人体や自然にとって有害な物質(特定有害物質)が土壌に浸透し、
汚染された状態のことです。
地下水が汚染された状態を指すこともあります。
Q.土壌汚染の特徴
A.もともと正常であった土壌でも、一度でも有害物質が流出したり、埋め立てられたりすると、
自然に浄化されることはほとんどありません。
汚染されても放っておけば自然に消える、というものではないです。
そして、有害物質は長期的に汚染場所に留まるため、
その近辺で暮らす人々や動植物・生態系に長期に渡って悪影響を及ぼします。
Q.土壌汚染の調査って、具体的になにをするの?
A.簡単にいうと、調査をおこないたい土地の土を採取し、分析し、
有害な物質が含まれていないかを調べます。
Q.分析にかかる期間ってどれくらい?
A.採取した検体の数などにもよりますが、分析結果が出るまでにだいたい2~3週間かかります。
Q.調査の費用は?
A.土地の広さ、採取検体数等によって変わりますので、一度見積をお出ししています。
Q.どうして土壌汚染が起きるの?
A.有害物質を取り扱う工場や、排水施設からの流出・揮散・飛散・漏洩、
廃棄物の埋め立て等、原因はさまざまです。
また、有害物質を取り扱う工場や埋め立て地などがない土地においても、
自然発生的な土壌汚染が数多く発生しています。
Q.汚染された土壌はどういった状態になるの?
(見た目、におい、色、汚染されていない土壌との違い)
A.たとえ汚染されたとしても、まず見た目に変化はありません。
匂いは、場合によってはすることもあります。
しかし、実際に汚染されているのかされていないのかを
こういった要因から判別するのはとても難しいです。
そのため、土壌汚染調査をおこない、正確に現状を把握します。