こんにちわーーー!!!!!!(錦●風にお読みください)
カキ小屋や温泉、観光地を横目に繁忙期を乗切るべく九州を回遊しているブログの中の人です。
↑↑↑嗚呼行きたい・・・(´・ω・`)
わが社の売上の半分以上を占める売れっ子商品『家屋調査』。
1月中旬ごろから4月中旬ぐらいまでご依頼が多く、まさに今が『旬』の商品です。
この時期、建設(解体)工事前の『事前家屋調査』が増加し、さらに工事完了後の『事後家屋
調査』が重なっちゃうからなんです・・・。
今回は、2か月にわたって陸洋さん’Sがよく聞かれるヘビーローテーション的なギモンいろいろを
ご紹介、お答えしていきます。
まずはお施主様・建設会社様からのご質問からGO!
Q:どの範囲まで調査が必要?
正確に決められた規定はありません。
『近隣建物に工事の影響が出てクレームが発生したときに対処が必要となりそうな範囲』
とお考え下さい。
参考資料からの抜粋を当サイトにUPしています。
https://www.rikuyo.jp/house-search-top/
ですが、近隣にある建物・工作物の規模(大小)、構造(木造かRCか等)、状態(古い、
新しい、罹災歴の有無、付属工作物等)によってはちょっと離れた家屋でも調査したほうが
良いケースもあります。
ちなみに今年当社で行った家屋調査では歴史資料館、県重要文化財を調査しました。
その他着工前のご挨拶の際、お申し出があったお宅を追加していきます。
Q:単価はいくら?
単価は・・・。実はないんですよ・・・。
目安的なものはありますが、ふつーの戸建てで築浅の外部調査でおおよそ3万円程度かかります。
理由は建物は全く同じものではないからです。
建物の種類、劣化状況、付属工作物等で金額が変わります。
当社ではその建物を調査員が調査にかかる時間や写真撮影枚数でお見積りしています。
お寺や史跡、先祖代々から受け継がれた民家や増改築を繰り返している建物は高額になります。
別途、移動にかかる経費、調査までの段取り、データ作成費用が必要となります。
Q:数年前に調査を依頼したけど当時の写真や報告書のデータ残ってる?
調査(コンサルティング)会社でまちまちですが、当社では5年分までは保管しています。
家屋調査を行うことは決して義務ではありませんが、その目的の一つである
『工事に伴う物損事故が発生した場合、お施主様・近隣居住者様・建設(解体)会社様そ
れぞれが適正かつ円満に対処するための記録』
として行っていますので、膨大なデータにはなりますが残しています。
また万が一のケースですが、工事の影響で近隣の家屋に損害を与えてしまった場合、調査
結果は工事保険会社への証拠資料ともなりますのでしっかりとお預かりしております。
Q:近隣に井戸水をお使いの家屋があります。水質検査も必要?
ぜひぜひ行ってください。
地下水脈はどこをどう通っているかわかりません。
これだけ給水設備が整っている我が国ですが、生活用水として井戸水を利用しているお宅は
意外と多いんです。
着工前に検査をし、いろいろな数値(雑菌の数、硬度、鉄分、濁度、流水速度)の記録を
とっておくことにより、その後雑菌が増加した場合や濁りやぬめりが発生した場合でも、
その他の項目で数値に大幅な誤差がなければ別の原因が推測できます。
着工前だけでも検査されることをお勧めします。